閑雲野鶴
月島もんじゃストリートの由来
月島といえば「もんじゃ焼き」の街として有名ですが、その歴史は意外と深いものがあります。 もんじゃ焼きのルーツは江戸時代にさかのぼり、当時は「文字焼き」と呼ばれていました。 子どもたちが文字を練習するために、小麦粉を水で溶いて鉄板に文字を書く遊びが始まりだったと言われています。
月島が「もんじゃの街」として発展したのは昭和の中頃。 戦後の復興期に、安価で手軽に楽しめるもんじゃ焼きが庶民の間で人気を集め、 やがて月島の商店街に専門店が立ち並ぶようになりました。
現在では「月島もんじゃストリート」として観光地化され、 地元の人々だけでなく、国内外から多くの観光客が訪れるスポットとなっています。 もんじゃ焼きを囲みながら、月島の歴史や文化に触れてみるのも楽しいかもしれません。